デリケートゾーンの黒ずみ対策にニベアは効果が無く逆に悪化する可能性がある

デリケートゾーンの黒ずみがコンプレックスになっている女性は多くいらっしゃいます。

そんなデリケートゾーンの黒ずみをなるべく安価で済ませたいと誰もが思う事でしょう。

そんな中でCMなどでも見たことがある『ニベア』がデリケートゾーンの黒ずみに効果があるという噂があります。

本当にニベアが黒ずみに効果を発揮するのでしょうか？

そもそもデリケートゾーンに使用しても大丈夫なんでしょうか？

実際にニベアをデリケートゾーンに使用した方の口コミは？

デリケートゾーンの黒ずみにニベアが効果的なのかを調べてみました。

Contents

1 ニベア青缶は本当にデリケートゾーンの黒ずみに効果がある？成分を徹底調査
- 1.1 ニベア青缶には黒ずみ対策の成分は入っていない！全成分徹底調査
2 デリケートゾーン黒ずみ対策に必要な４つの成分がニベア青缶には配合されていない
3 ニベア青缶は添加物多数の為デリケートゾーンに使用はオススメ出来ない
- 3.1 ニベア青缶に配合されている特にデリケートゾーンに良くない成分
4 実際にニベア青缶をデリケートゾーンに使用した方の口コミ
- 4.1 肘や膝の黒ずみが軽減されたという口コミもある
5 デリケートゾーンの黒ずみ対策人気No.1のクリーム

ニベア青缶は本当にデリケートゾーンの黒ずみに効果がある？成分を徹底調査

薬局やドラッグストアでも見たことがある定番クリーム『ニベア』ですが様々なシリーズがあってこの青缶はロングセラーの商品ですよね。

大手通販サイトでも販売されていますが、楽天市場では169gで575円で販売されていて値段的にも購入しやすい金額です。

膝やひじなどの黒ずみにも使用している方が多くいるようで、黒ずみ対策にかなりいいという声も見かけます。

仕事柄どうしてもPC作業で肘が机に当たったり、あつ森のやり過ぎか肘の黒ずみに気づき、ニベアがいいと聞いて試しに塗ってみたら、まだ2日目だけどめちゃくちゃ薄まってる…。ニベアすごい…。 pic.twitter.com/L1wx5N1CMT

— 空月(ｱｷﾂﾞｷ) (@akizuki_tt) September 3, 2020

そんなことからもニベア青缶はデリケートゾーンの黒ずみに効果があるという噂があるようです。

もし本当ならニベア青缶には黒ずみ対策の成分が配合されているはずですが、まずはニベアの成分から見ていきましょう。

ニベア青缶には黒ずみ対策の成分は入っていない！全成分徹底調査

ニベアの青缶の裏を見てみると成分が記載されています。

さすがにこれだけ見てどんな成分なのか？黒ずみ対策の成分なのかということは分からないですよね。

ちなみにデリケートゾーンの黒ずみ対策にはどんな成分が必要なのかというと黒ずみはメラニン生成から起こる古い角質なんです。

ということからメラニン生成を抑えるための成分が必要なのですが、その成分として定番のものがこちら

黒ずみ対策に必要な成分

①ビタミンC誘導体
②グリチルリチン酸2K
③プラセンタ

これは一部ですが、黒ずみ対策としては『美白成分が配合されている』というのが必須条件になります。

そのことを踏まえてニベアの成分を１つ１つ見ていくと

ニベアの成分と詳細

①水⇒精製水
②ミネラルオイル⇒鉱物油で肌を保湿・保護する。浸透性はなくて肌に残りやすい。
③ワセリン⇒石油由来の保湿成分。乾燥を防いで肌を保護
④グリセリン⇒強い吸湿力を持つのが特徴で肌にうるおいを与える。
⑤水添ポリイソブテン⇒クリームの感触を改良させるために配合されている
⑥シクロメチコン⇒シリコンで肌表面をすべすべした状態に整える。
⑦マイクロクリスタリンワックス⇒ワセリンの固形炭化水素部分のみを分離したもので保湿効果がある。
⑧ラノリンアルコール⇒感触改良・エモリエント作用・乳化のために配合される。
⑨パラフィン⇒石油由来で感触改良のために配合されている
⑩スクワラン⇒鮫からとれるオイルで肌なじみがよく保湿効果が高い。
⑪ホホバ油⇒ホホバの種子を原料とするオイルで保湿効果だけでなく高い抗酸化効果もある
⑫オレイン酸デシル⇒主にオリーブ油などが原料で保湿効果が高い。
⑬オクチルドデカノール⇒石油化学合成によって得られる高級アルコールで保湿目的に配合される。
⑭ジステアリン酸Al⇒アニオン界面活性剤で乳化目的で配合。
⑮ステアリン酸Mg⇒アニオン界面活性剤で乳化目的で配合。
⑯硫酸Mg⇒乳化安定性を高めるために配合
⑰クエン酸⇒Ph調整剤。収れん作用がある
⑱安息香酸Na⇒防腐剤
⑲香料⇒香りをつける。

詳細はこのようになり美白成分は１つも配合されていないのが分かります。

成分を見ている限り保湿成分は多く配合されているようなので、保湿力は高そうです。

しかし、石油由来とか色々添加物も多いのが分かりますよね。

このことからも分かるかと思いますがニベア青缶はデリケートゾーンの黒ずみには大して効果を発揮しないことが成分から分かります。

デリケートゾーン黒ずみ対策に必要な４つの成分がニベア青缶には配合されていない

デリケートゾーンの黒ずみ対策には絶対必要な４つの成分が存在します。

この４つの成分が配合されていないとデリケートゾーンの黒ずみには効果を発揮しません。

上記で少し説明しましたが改めてデリケートゾーンの黒ずみ対策に必要な成分を説明します。

デリケートゾーン黒ずみ対策に必要な成分

①黒ずみの原因の元であるメラニン作らせない成分
②出来てしまった黒ずみを撃退させる美白成分
③肌のターンオーバーをしっかり働かせる成分
④皮膚の乾燥を防ぐ保湿成分

この４つの成分がデリケートゾーンの黒ずみ対策には絶対必要であって１つでも欠けていると効果が薄くなります。

ニベア青缶の成分を見ている限り④番目の保湿成分しか配合されていないのが分かりますので、デリケートゾーンの黒ずみには効果を発揮しないという事が改めて分かります。

ただそれ以外の部位の黒ずみに関しては保湿でバリア機能を高めることで改善されるところもあるようなので、その事からニベア青缶がデリケートゾーンの黒ずみに効果があるという噂が出回った可能性がありそうです。

ニベア青缶は添加物多数の為デリケートゾーンに使用はオススメ出来ない

ニベア青缶の全成分を見て大体の方が気づいてらっしゃるのではないかと思いますが、『添加物が多い』という事です。

そして保湿成分中心であるために黒ずみに大して効果が無い事が分かるでしょう。

肘や膝などにはいいかもしれませんが、デリケートゾーンは添加物多数のクリームを使用することはあまりオススメ出来ません。

外陰部は皮膚の角質層（バリアになるところ）が他の体の部位よりも薄く粘膜が混在しているため、そもそも摩擦による刺激に弱い部位なんです

引用元（タマケア）

このことからもデリケートゾーンに使用するクリームに関してはなるべく無添加のものを使用した方がいい事が分かります。

黒ずみ対策にも大してならずに添加物のせいで荒れたりすると大変ですからね。

ニベア青缶に配合されている特にデリケートゾーンに良くない成分

デリケートゾーンの肌は皮膚が薄くて敏感なところ。

ここに使用するにはニベア青缶の成分はかなり刺激となる成分が多いのですが、特に『これがヤバい』という成分をまとめると

ニベア青缶に配合されているよくない成分

①ミネラルオイル
②パラフィン
③ワセリン
④マイクロクリスタリンワックス
⑤シリコン

こちらの鉱物油が元の成分が特にデリケートゾーンの皮膚には良くないので肌荒れを起こす可能性があるので、黒ずみ改善どころか悪化する可能性がありますのでやめておいた方がいいでしょう。

実際にニベア青缶をデリケートゾーンに使用した方の口コミ

ニベアは定番の保湿クリームという事もあってかネット上を見ても多くの方が利用していてその中でもデリケートゾーンに使用した方もいらっしゃるようです。

成分を調査した結果、黒ずみ対策の成分は全く配合されていないのでデリケートゾーンの黒ずみには効果を発揮しない事が分かります。

一応デリケートゾーンに使用した方の口コミを一部まとめましたのでご覧ください。

コスパも良くて、こんな最強なクリームない！・・と、脱毛途中のデリケートゾーンにも塗っていたら、毛が太くなって生えるのも早くなってしまいました

引用元（アットコスメ）

保湿にいいニベアなのでデリケートゾーンにも使ってみましたが、合わなかったのか荒れてしまったので皮膚の弱いところには使わないほうがいいですね。それと黒ずみは全く変化ありません。

引用元（アットコスメ）

数多く口コミがあるので全部は見れませんでしたが、デリケートゾーンに使用した方の口コミはこちらですが探せば他にもあるでしょうけど、これしか見つけられませんでした(;^_^A

肘や膝の黒ずみが軽減されたという口コミもある

あちゃ〜…黒ずんじゃいましたか…
肘と膝の黒ずみなら、ニベアをお風呂上がりに毎日塗れば治りますよ！実証済みです！笑
くるぶしもやってみてはいかがでしょうか！！！ #peing #Questionbox https://t.co/08hF1Qof5a pic.twitter.com/XFW5v4oies

— あさのゆうな (@Rapunzel_0415) May 6, 2018