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法律で予防措置の後天性免疫不全症候群とジスロマック

後天性免疫不全症候群というのは、一般にはエイズという略称をもって知られている病気ですが、主として性行為によってエイズウイルスに感染することによって引き起こされるものであり、たいへん重大な症状をもたらすものです。
後天性免疫不全症候群にかかると、細菌やウイルスが体内に侵入して増殖することを防いでいる免疫機能が大幅に低下してしまい、あらゆる感染症にかかりやすくなってしまいます。
健康な人であれば免疫機能で跳ね返せるような常在菌に対しても抵抗力がなくなってしまい、ついには命を落とす危険性すらあるのです。
そのため、一時はエイズ予防法とよばれる法律が制定され、さまざまな予防措置や啓発活動、医師の通報などが定められました。

現在は他の感染症とともに、感染症予防法とよばれる法律に一本化されているため、このような法律はありません。
その趣旨を受け継いで、全国にある保健所では無料かつ匿名のエイズ検査が実施され、後天性免疫不全症候群の拡散を防いでいるとともに、患者には免疫機能障害として身体障害者手帳が交付されるなどの措置が講じられています。
この後天性免疫不全症候群の患者に対しては、ジスロマックという抗生物質が投与される場合が多くみられます。
ジスロマックは、マクロライド系に属する抗生物質であり、咽頭炎、喉頭炎、肺炎、子宮頚管炎、尿道炎などといった、細菌がかかわるさまざまな感染症に対して効果がある医薬品であり、一般にもなじみの深いものです。
後天性免疫不全症候群の場合には、結核菌のなかまである細菌による感染が頻発するため、ジスロマックを大量に投与することによって、発症を抑制するといった使い方がなされることがあります。

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