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クラミジアにはジスロマック効果と服用中の飲酒の影響

病原体

クラミジアは、クラミジア・トラコマチスと呼ばれる菌に感染する事で発症する感染症であり、一般的には性行為感染症の性器クラミジアとして認識していますが、元々は目の感染症です。
性器クラミジアは、菌自体は然程強く無いのですが感染確率約50%と高く、日本国内に100万人以上の感染患者がいます。

クラミジアの治療には、多くの医療機関でマクロライド系の抗生物質であるアジスロマイシンAZMを主成分とするジスロマックが処方されています。
AZMは、ウイルスに対して可逆性を示すタンパク質合成阻害剤です。
ウイルス増殖時のリボゾーム内の50Sサブユニットと結合する事でアミノアシルtRNAのペプチド鎖にアミノ酸を結合させペプチドを重合させるペプチジルtRNAの働きを阻害します。
菌のタンパク鎖の伸長とウイルス増殖を阻害する効果があります。
AZMは、エリスロマイシンの分子骨格に窒素原子を組み込んだ抗生物質であり、アジスロマイシンを含有する製品にはジスロマックとジスロマックSRがあります。

ジスロマックは、基本的に食事の影響を受け難く食前や食後の時間制限も無くぬるま湯や水で服用し、服用中の飲酒も薬効には影響が無いとされ、3日間の服用で7日間効果が持続します。
ジスロマックSRは、同じAZMを主成分とするタンパク質合成阻害剤ですが、薬剤に特殊な徐放性製剤法マイクロスフェアが施されている為、食事や飲酒による影響を受け易いです。
ジスロマックSRの服用は空腹時に限定され、1回の服用で7日間医薬効果を持続させます。
特殊な徐放性製剤法マイクロスフェアは、上部消化器官での医薬成分の吸収を抑制する事で胃部の不快感や下痢などの副作用を軽減し、腸管内での医薬成分の徐放性により半減期を68.1時間と長時間に改善しています。
結果、ジスロマックSRは、クラミジアの治療ならば1回の服用で終了します。

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